腰痛について

ギックリ腰(急性腰痛症)

 

「うっ、やっちゃった」という経験のある方も多いであろうギックリ

 

腰。その瞬間から動けなくなるものから、始めはちょっとした痛み

 

が徐々にズキズキした痛みに変化していくものまであります。本

 

当に軽いものならいいですが、動くのに苦労するようなら先ずは

 

安静。そして患部を冷やします。ギックリ腰は腰の捻挫の様なもの

 

ですから、筋肉が炎症を起こして熱を持っています。その熱をとる

 

事で痛みが減少します。氷を水で濡らし(凍傷を防止)ビニールに

 

半分くら入れ空気を抜きアイスパックを作ります。それを直接患部

 

に当て、ズレないようにタオルなどでしばって固定します。保冷剤

 

しかない場合はタオルを巻きつけて患部に固定します。15分冷や

 

して30~60分インターバルをおいてまた冷やします。炎症が治ま

 

るまで繰り返して下さい。冷やし続けないのは凍傷予防と、冷や

 

し過ぎで血行が悪くなり治りが遅くなるからです。

 

 

 

 

入浴は炎症をひどくさせますので避けて下さい。どうしても入りたい

 

場合はシャワーだけにして下さい。もし痛みが増すようならすぐアイ

 

シングをして下さい。

 

また飲酒も控えて下さいね。

 

そして自身で歩けるようになったら、ご連絡の上ご来院ください。

 

もし安静にしてても痛みが徐々に増していくようなら、すぐに医療機

 

関を受診して下さい。

 

 

そもそもギックリ腰は突然起こったようにみえますが、実は数年前

 

から体の中でジワジワと潜んでいて、それがある日ちょっとした事

 

をきっかけとして表に出てきたものです。

 

 

さて、ギックリ腰について一般的な対処法を述べてきましたが、

 

ギックリ腰で腰が痛いのは、患部に炎症が起きているからで、

 

その炎症というのは痛めた患部の修復作業が行われて

 

いるための現象です。

 

患部を冷やすと炎症が一時的に治まりますから痛みが和らぎま

 

すが、その分回復が遅れます。

 

逆に暖めるとどうなるかというと、炎症の反応が強まりますので、

 

痛みも強まります。

 

ただし回復が早くなります。

 

もし仕事の関係などで少しでも早く回復させたい方は、使い捨て

 

カイロなどを使って暖めるといいでしょう。

 

その場合でもあまりに激痛になるようでしたら冷やしましょう。

 

 

 

 

 

 

慢性腰痛

 

 

慢性の腰痛で病院でレントゲンやMRIを撮ってみても、骨に異常

 

はなく何の問題もない、という方が8割だそうです。では何が問題

 

なのか。人それぞれ日常生活で偏った体の使い方をして、それが

 

だんだんと積み重なって全身のゆがみになっています。事務仕事

 

などの座りっぱなしのパソコン作業やずっと立ちっぱなしのお仕

 

事の方、あるいはトラックの運転手やタクシードライバーのような

 

座りっぱなしの作業、または重労働で体の使いすぎの方、それぞ

 

れの職業での姿勢などで体のバランスが崩れてきます。また日

 

常生活の癖などでも同様です。全身に歪みが出てたまたま腰に

 

痛みとして現れています。

 

 

 

 

腰椎は胸椎と骨盤に挟まれています。胸椎や股関節の可動が悪

 

かったりすると、その分腰椎が動かなければなりません。写真の

 

ように腰椎は骨のほかには筋肉で支えるしかありません。胸椎・

 

股関節の可動域不足を補う形で腰椎が動きすぎて、結果腰痛に

 

なってしまう場合があります。また例えば、立っている時につい癖

 

で右の太ももを内側にひねっていたとすると、右側の蝶骨(骨盤

 

の右側の蝶の羽の様な骨)は前にずれ、仙骨もゆがみ、その上

 

にある背骨はねじれてきます。ひとはきずかぬうちにいろいろな

 

癖をつけています。それが体のバランスを崩し、腰痛として現れ

 

ています。